レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

300mm F4 IS PRO

f:id:kazechannel:20171214142451j:image

300mm F4 IS PROを購入してしまった。自分のカメラ歴史上、最高のレンズだ。もちろんOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4 IS PROのこと。

35mm換算で600mmの超望遠でありながらF4の明るさを持ち、更にはレンズ内手ブレ補正も搭載でシンクロ手ブレ補正の性能は6段分。もちろん画質は文句なし。どのサイトを見てもベタ褒め状態の、現時点でOLYMPUSレンズの中では最高のレンズと言っても良いだろう。

購入のきっかけは最近マイブームの鳥撮り。もちろん鳥以外の被写体も撮影するが、最近は鳥撮りが楽しいのである。今まで使っていた超望遠レンズはPanasonicの100-300mm。F値が可変でAFは高速とは言えず、画質はまあまあ。期待外れなこともある。

鳥を撮れないことはないのだが、やはりトリミングした時の画質はちょっと....となることが多かった。

次なるレンズを求めてネットを徘徊すると、候補に上がるのはパナライカ100-400mmと、オリの300mmしかなかった。前者は35mm換算800mmとM4/3レンズでは最長の焦点距離だが、F値がテレ端で6.3と暗い。当然F値解放では話にならないのでF8まで絞ることになる。OLYMPUSボディとの親和性も良くなくシンクロ手ブレ補正は使えないし、プロキャプチャーモードも使えない。ライカ特有の色合いが評価されているが、暗い上に描写がまずまずでは話にならない。

ということで消去法で行くとオリの300mmしかなかった。こちらは×1.4のテレコンを使えば35mm換算で840mm F5.6だし、テレコンを噛ませても画質劣化はあまり無い。唯一の欠点は単焦点レンズ故の使いにくさだろう。被写体がフレームアウトすると再度捕捉するのは難しい。これの打開策は既にあるのだが、まだ必要な道具は購入していない。しばらくはレンズに慣れるまで我慢だ。

今回比べた二本のレンズは双方とも焦点距離やスペックを考えると凄くコンパクトだ。それにAFも十分早い。どちらも素晴らしいレンズだが、現状は純正レンズを選ぶのが吉となっている。ここがM4/3規格のモドカシイところ。もっと親和性が上がれば、M4/3規格は更に良いものになるだろうに。