レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

FUJIFILMに帰ってきた

カメラらしいことを殆ど書いてない当ブログだが、久しぶりにカメラのことを書こうと思う。(更新自体久しぶりであるが...)

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私のカメラ遍歴はFUJIFILMから始まっている。自分のお金で初めて買ったカメラはチェキだった。あれは16歳のことだったが、その時のフィルムの発色が今でも記憶に濃く残っている。

18歳にはPENTAXコンデジを購入。機種は確かRZ10だったと記憶している。その後はCanonEOS kiss x4でデジタル一眼デビューを果たし、同社の60Dにステップアップ。そしてついにフルサイズのEOS 5D3に手を出す。これが最初で最後のフルサイズ機であった。

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その頃、サブ機としてFUJIFILMのX-E2を購入したことがあった。FUJIFILM独自の発色と当時は目新しいX-trance CMOSのノイズの少なさが記憶によく残っている。が、程なくして売却した。

理由は2つ。一つは電源スイッチの初期不良があり、FUJIFILMのカメラに対する不信感があったこと。もう一つは絞りリングや各ダイヤル操作が使いにくく感じた事だった。しかし、絵作りには満足していた。

SONYのNEX5もサブ機として購入した事があった。もちろん、これも売却した。動画撮影時のAFや携帯性が良いのが利点だったが、そもそもSONYの絵作りが好きに慣れなかった。SONYは他にもRX100やRX10Ⅲも購入したが、どれも彩度やコントラストが高い印象で好きになれなかった。

結婚を機に全てのカメラを一度売却した。が、子供が産まれたのを機にCanonの7D2を購入。SIGMAのF1.8ズームでたくさん写真を撮ったが、SIGMAとの組み合わせではAF調整をしてもピントが外れる事が多く、微妙にフラストレーションが溜まっていく日々だった。

近所でカワセミを目にしたことをきっかけに野鳥撮影に興味を持つ。そしてOLYMPUSのE-M1Ⅱに鞍替えした。軽量コンパクトなシステムと連写性能、AF性能、画質(レンズ性能)が凄く良かった。300mmF4も購入し、野鳥を約2年間追った。この頃にはカメラに対する考えが大きく変化していた。

5D3を使っていた頃は、センサーサイズこそが重要であり、大きいに越したことは無いと思っていたが、センサーサイズが小さくなっても良い写真は撮れるし、ある程度高感度に弱くてノイズが乗っても、瞬間が撮れるなら許容範囲であると最近は思っている。なんなら場面によってはiPhoneでもOKだ。大切なのは写真を撮るタイミングと、フレーミングだと思う。

FUJIFILMPENTAXCanonSONY、そしてOLYMPUSと実に多くのメーカーを渡り歩いて、ついにFUJIFILMに戻ってくることになった。 

続く。