レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

×2 telecon

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×2 teleconが欲しい。M.ZUIKO ED 300 F4 IS PROやM.ZUIKO 40-150 F2.8 PROには専用設計されたZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14というテレコンバーターがある。ほとんど画質を劣化させることなく、焦点距離を1.4倍にしてくれる。

もちろん良いことばかりではない。ほとんど画質劣化はないが、画質は確実に劣化する。と言っても上の二本のレンズの画質を100とするなら、90くらいは維持できていると感じる。トップ画像の写真はM.ZUIKO ED 300 F4 IS PROにテレコンを装着して35mm換算840mm、F値開放の5.6で撮影したものだが、ご覧の通りメジロの羽の描写が素晴らしい。ほとんど劣化を感じさせない専用設計に脱帽だ。

画質劣化は少ないもののF値が一段暗くなるので、2.8は4に、4は5.6となり暗くなってしまう。つまり同じISO感度であればシャッタースピードが落ちるということになる。ISOを上げるとシャッタースピードは稼げるが、我武者羅にISOを上げると当然ながらノイズが入り、鳥であれば羽の細かな描写に支障が出る。

それを承知の上で、需要があるのかはわからないが2倍のテレコンが欲しい。M.ZUIKO ED 300 F4 IS PROであれば35mm換算で1200mmの焦点距離となり、離れた小さな鳥も大きく写せる。F値は8となり条件が良くないとシャッタースピードを稼げないが、専用設計で画質劣化が少ないのであれば是非ともOLYMPUSに作って頂きたいと思う。型番はMC-20ということになるだろうか。

M.ZUIKO 40-150 F2.8 PROとの組み合わせでは35mm換算で160-600mm F5.6という、あの小ささで驚異的な望遠レンズが出来上がる。M.ZUIKO ED 300 F4 IS PROでは先ほども記述したが、35mm換算1200mm F8だ。動きが少ない鳥であれば、シンクロ手ブレ補正のおかげでシャッタースピードを落としても撮影できるので、一脚や三脚を使えば1/100秒以下でもブレずに撮影できるかもしれない。

F8を暗いと思うかは条件によるが、冬以外であれば日照も十分に期待できるので、きっと使えるテレコンになるだろう。OLYMPUSであれば、何らかのブレイクスルーも期待できるのでは無いだろうか。本当にリリースされたら即買いする。