レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

EOS 7D mark3

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EOS 7D mark3のスペックはどうなるだろう。今はもうCanonユーザーではないので知ったこっちゃないというか、知ったとて購入することはないが、予想するのは楽しいのでザックリと色々書いてみようと思う。

まずは現行のEOS 7D mark2のスペックを簡単におさらい。EOS 7D mark2はCanonAPS-Cサイズセンサーを搭載するカメラで、同社APS-C機のフラッグシップだ。秒10コマの高速連写と65点オールクロスAF、EOS iTR AF、デュアルピクセルCMOS AFなどを搭載した高速連写機。動体撮影に限れば、1Dシリーズに並ぶ(とはいえ1Dの方が性能は上)捕捉性能を持つ。

EOS 7D mark2は私が最後に購入したEOSだったので印象深い機種だ。弱点は高感度の弱さだったが、それ以外では不満を感じることはなく、AFに信頼を置いて撮影しても殆どの場面で満足できる素晴らしいカメラだった。あと、重いのも不満だったのを記憶している。故に今はマイクロフォーサーズになったのだ。

話をスペック予想に戻す。まずはAFだが、時代の要請に伴って現行より多点化される。7Dは19点オールクロス、mark2は65点オールクロスだったので、mark3は約80点オールクロス程度ではないかと思う。AFは多点化が流行りではあるが、Canonはあまりその点に関して積極的ではない。

次に連写速度。これについても大幅な進化はなされないだろう。AF・AE追従で秒12コマあたりが妥当と思われるが秒14コマもあり得る。メカシャッターでの連写の高速化は電子シャッターより難しく限界があるが、まだ高速化の余地はあるだろう。

mark3にはミラーレスの技術を応用した電子シャッターも搭載されるだろう。これにより最高シャッタースピードはライブビュー時のみ1/32000秒まで上がると思われる。ひょっとするとライブビュー時の連写はメカシャッターよりも高速化されるかもしれない。

細かな所で言うとレリーズタイムラグの短縮や、連写可能枚数の増加、高感度性能の向上もなされるだろう。あくまでmark3は一眼レフのスタイルを崩さないまま、動体撮影に用途を絞って正常進化を遂げると考えられる。

逆に言うと、やはりまだ動体撮影では一眼レフに1日の長があり、ミラーレスに取って代わられないポジションがあるのだろう。動体追尾性能の向上が鍵となるが、Canonにとっては難しい話ではないのかもしれない。