レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

一脚を導入

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一脚を導入した。今まで三脚しか使ってこなかったので初めての購入にして、初めて導入だ。メーカーは最近評判の良いSIRUI(シルイ)にした。このメーカーは以前から知っていたが、なかなか量販店での展示が無く実際に触ることなくネットのレビューやyoutubeを参考に購入に至った。

一脚の材質はカーボンをチョイス。型番で言うとP-326というモデルで6段の段数を持つ。最大パイプ径は32mm、最小は16mmとなっており、重さは400gと軽い。おまけに縮めた時の長さが380mmとコンパクト。耐荷重は10kgとなかなかの出来だ。

手にしてみると値段の割には質感がよく、各部しっかりとグリスアップされており、マニュアルレンズのヘリコイドのようにニューっとグリスが効いた気持ちの良い操作感だ。ネット上では良く「中国製の割に精度が高い」などと言われているが、その文句に嘘偽りはないように感じた。

実際に撮影に使ってみた感じは、操作感もよく軽いため長時間使用でも全く苦にならなかった。それでいてまあまあお高いシステムを支えてくれるという安心感もあり、所有していることへの喜びもある。昔は中国メーカーなんて論外だと思っていた時もあったが、こんなにも良くなっているとは。これまでマンフロットやベルボン、スリックを使ってきたが、シルイもなかなか良いものである。

合わせて購入した雲台もシルイのものをチョイス。L-10というシンプルな機構の2way雲台を購入した。2wayとあるが、可動部は一箇所のみで前後ティルトのみが可能となっている。ボールヘッド雲台のK-10Xや20Xの購入も考えたが、シンプルな機構の方が使いやすいと思いL-10にした。

こちらも質感は上々。締め込めばしっかり固定されるし、ガタついたりすることもなく信頼できるものとなっている。P-326との組み合わせはバッチリだ。

しばらく使い込んで気になることがあれば、またいずれ書きたいと思う。