レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

Klean Kanteen TKpro 25oz

Klean Kanteen(クリーンカンティーン)がすっかりお気に入りアイテムとなり、TKwideに続きproも欲しくなったため25oz(約750ml)モデルを購入した。インスタント食品に300〜500ml、コーヒーに150ml〜300mlのお湯を使用することを想定して25ozを選んだ。

 

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TKproの特徴はなんといってもプラスチック樹脂を製品中に使用していないことだ。ステンレススチールとシリコンのみで形成されており、マイクロチップなどによる海洋汚染が問題となっているプラスチックを使っていないことには好感が持てるが、シリコンも自然分解しにくい素材なので何とも言い難い部分もある。

保温・保冷性能はTKwideより高い。そういった意味でもproということだろう。ボトル本体及びキャップは真空二重構造で、カップは二重構造となっている。インスタントコーヒーをカップに入れ、そこにボトルのお湯を注ぐと熱々のコーヒーが飲める。

 

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カップの容量は305mlなので、インスタントコーヒーだとカップ半分くらいまでお湯を入れるとちょうど良い。カップは真空構造ではないため素晴らしく断熱性が高いわけではないが、ある程度は温度を保ってくれる。二重構造故にカップ本体やフチが熱くならず飲みやすい。カップのフチは内側方向に向かってラウンドしているので、口当たりが良い。

 

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TKwideではボトル本体に点状にスクリューが設けられていたが、TKproではキャップ部に同様のものが見られる。構造上仕方のない事だが、キャップを締めると金属と金属が擦れる音がするのが気になるという人もいる。個人的にはあまり気にならないので問題ない。

口径が小さい分、保温性はTKwideより有利であるが、メンテナンスはし難い。ステンレスボトルはお湯を入れてボトルを温め、お湯を捨てると余熱で一気に乾いてくれるが、口径が小さいためTKwideより乾き難い。TKproでも氷は入るが、口径が66mmもあるTKwideの方があらゆる面で利便性が高い。

但し、TKproはマグカップを持ち歩く必要が無いため、その点では便利である。ちなみに保温性能は、沸騰したお湯を入れてから6時間後で81度であった。即席のスープやアルファ米などを調理する分には十分な温度だ。

真空断熱タイプのボトルは星の数ほどあるが、個人的にはklean kanteenがオススメだ。