レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

THERMAREST スラッカーハンモックハウス

キャンプでは基本的にテント泊だ。タープ泊もすることはあるが、基本はテント泊だ。あの地べたに寝る感じが、なんとも安定感があって好きなのだ。

しかし、テント泊が必ずしも快適ではない時がある。今の時期みたいな暑い日が続くと、テントの中は蒸し風呂状態。どれだけベンチレーションを活用したとしても熱中症になるリスクが高い。流石に快適とは言い難い。そんな時でも涼しく快適に過ごせるのがハンモックだ。

というわけで、THERMAREST(サーマレスト)のスラッカーハンモックハウスのレビュー。これのレビューが見つからないので、多分私が初めてだと思う。

 

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スラッカーハンモックという名前に「ハウス」が続くこの製品の特徴は、ズバリ全てが1つに揃っている点だ。ハンモックとタープ、それらの設営に必要なストラップとペグ、ガイロープなど、ハンモック泊に必要な全てが揃っている。だからこそ「ハウス」なのだ。ちなみに収納サイズは36×19cmで、重量は約1900gだ。

メーカー希望価格は30,000円+税とそれなりの価格だが、Amazonを覗いていると急に51%オフになっていたので即注文した。

 

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設営は他のメーカーのハンモックと同じなので、説明書を見る必要はない。ツリーストラップを木に設置し、更に蚊帳を引っ張るストラップを設置するだけだ。簡単に蚊帳付きハンモックの設営が完了する。

ストラップは長さ調整がワンタッチで、いちいち結び直したりする必要はなく、スピーディに設営ができる。

 

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この状態で寝転がると、そこから見える景色は最高。正しく自然に包み込まれている感覚だ。ゆらゆら揺れながら、鳥のさえずりが響く山中でリラックスできる。暑い夏でも木陰で涼みながら読書をしたり、転寝したり、素晴らしく贅沢な時間だ。

 

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タープの設営も極めて簡単。蚊帳用ストラップに黄色い輪っかが付いているので、タープに設置されたフックを輪っかに引っ掛けるだけで済む。ややこしいロープを張る作業は皆無だ。付属のペグを地面に刺して、ガイロープでタープを張れば、あっという間にタープ泊が出来る状態になる。

 

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当たり前だが専用品なのでぴったりサイズ。タープの色がグレーホワイトなので自然界では目立つが、ハンモック内が暗くならないのでこれはこれで良い。タープ内部には便利なランタンフックが備え付けてある。

今回は試し張りなのであまりゆっくり出来なかったが、ファーストインプレッションはすこぶる良好。良い買い物をしたなあ、なんて思いながら片付けをした。

片付けも簡単で、撮影の逆をするだけ。全てがワンバックに収まるのが気持ち良い。

 

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THERMARESTはハンモックの分野では新興の部類だが、質感といい、デザインコンセプトといい、実によく出来たハンモックだ。