レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

ハイテク過ぎない

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ハイテク過ぎないところがあえて良かったりする。どんな物でも時代の流れと共に進化し、トレンドなどを取り入れながら機能がどんどん向上する。俗に言うハイテク化である。日本語に訳すと先端技術といったところだろうか。

今回の記事は先日購入したSUUNTO(スント)のTRAVERSE ALPHA(トラバースアルファ)について。

愛用していたApple Watchは非常に高機能。アシスタント機能siriや電子決済に対応しているし、GPS心拍計測機能もついているのでランニングなどのアクティビティにももってこい。サイフを持たずにランニングに出かけても、コンビニに寄って帰ることが出来るのが私にとっては便利だった。

手首を翻せば加速度センサーがそれを検知して時間を表示するし、バックライトもついているので例え暗い場所でも時間を把握することは容易。しかし、たまに時間が表示されなかったりする事もあるのが少し不便。手首をもう一度翻す必要がある。

Apple Watchの弱点はやはりバッテリー。アクティビティを行えば電力消耗は大きくなり、1日しか持たない。これがものすごく不便。何気にチラチラバッテリー残量を気にする習慣がつくし、先のことを考えて使うようになってしまう。省電力モードに移行してしまうといよいよポンコツ。サイドボタンを押さないと時間が表示されなくなるし、ボタンを押してから時間表示まで2〜3秒のラグがある。

では、トラバースアルファはどうだろう。加速度センサーは付いているが、心拍計測機能は別でモジュールを買う必要がある。普通のデジタル時計と同じように、暗いところではライトボタンを押してライトを点灯させないと時間が見れない。電子決済に対応してない。カラー液晶でない。そう、Apple Watchのようにハイテクではないのだ。

しかし、Apple Watchには無い単体での気圧、高度、方位、温度の計測、日の出日の入りの時刻表示、天候変化予想、月例カレンダーの表示が出来る。それに、振動や衝撃、落下、氷結/解凍、雨滴、湿度、浸漬、風砂および粉塵を含む19項目のアメリカ国防総省の環境耐性規格(ミルスペック)をクリアしている。男なら誰もが垂涎するスペックだろう。(笑)

私のようにアウトドアが好きな人間にはうってつけ。日常使いでも不便はない。ある意味ハイテクではあるが、スマートウォッチとして評価するとスマホ連携通知機能くらいしか評価できる機能がない。

だが、Apple Watchよりはるかに気分を高揚させてくれる魅力を持っている。装着してるだけでワクワクするのだ。無駄のない洗礼されたデザインも魅力の1つ。

それにMade in Finland、お洒落でしょう。