レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

お気に入りのランタン

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お気に入りのランタンについて書く。ランタンは現在3つ所有している。LEDランタンが2つ、ガスランタンが2つ。メインはもちろんガスランタンで、SOTOのST-233を愛用している。LEDランタンも昔に比べればかなり安価で明るい物が増えたが、やはりメインはガス。ガスの方が圧倒的に明るい。まあ、近い将来LEDがガスより明るくなる日が来るだろうが。

ST233はCB缶(カセットガス)を燃料とするランタンで、最大輝度は660LXだ。ガス欠まで3〜4時間ほどは明かりをもたらしてくれる。

CB缶のメリットは何と言っても価格の安さと入手のしやすさだ。OD(アウトドア)缶に比べるとブタンを配合するものが圧倒的に多く寒い環境には不向きではあるが、使う場所さえ間違えなければ問題ない。低温に弱いブタン以外にもイソブタンやプロパンなど気温が低くても気化できるガスを配合した物もある。要は環境によって使い分けることが必要ということ。

ST233の魅力はそれだけではない。「虫の寄りにくいランタン」という肩書きの通り、ランタンを点けていても虫が寄りにくいよう光の波長を変えられる着色されたグローブやリフレクターが付属している。これを使うと光がオレンジっぽくなり若干光量が落ちてしまうが、虫がわんさか寄ってきてランタンが使えなくなるよりはマシだ。

他にも、グローブが本体に収納される仕組みになっているため、持ち運びに神経をあまり使わなくて良いというのも魅力だ。とはいうもののちゃっかりソフトケースを購入したが。(笑)

燃えることで光を発するマントルが安いのも魅力。3枚入りで700〜800円と良心的価格。丁寧に扱えば長持ちするのでしょっちゅう変える事はないが、呼びが安く手に入るのは嬉しい。

もう一つ魅力を書くと、使用中に気化熱でCB缶が冷えて圧が下がるドロップダウンという現象を防ぐ機構も備わっている。これがもう一つのモデルであるST-213との最大の違い。ガスが無くなるまで安定した光量が得られるのだ。

と、かなりお気に入りでもう一つ欲しいと思うほどだ。だが、ガスランタンで問題になるのが熱。燃焼し続けるために本体が熱くなり、収納できる温度になるまで冷やす必要がある。利便性ではやはりLEDが一番となる。故に両刀使いとなってしまったのだが...。