レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

サブカメラ購買欲

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サブカメラ購買欲が高まりつつある。普段から持ち歩いてサッと撮れるカメラ。鳥をメインに撮影してはいるが、鳥ばかり撮っているという訳ではない。もとは風景写真ばかり撮っていた人間なので、時々ふと良いなと思う場面に遭遇した時なんかは、カメラを取り出して写真を撮りたくなるのだ。

現在所有しているカメラはE-M1 MarkⅡ、E-M1、E-M5の三台を所有しているが、これらを普段から持ち歩くのはm4/3とはいえ大きいし重たい。12-40 F2.8を装着するとちょうど良い焦点距離を持つカメラになるが、サッと取り出して〜とはならないだろう。

やはりこういう場面ではコンデジがレンズ交換式カメラに勝る。小さく持ち運びやすいサイズ感、軽さを持ち合わせているのが最大のメリット。最近では画質も良いモデルが増えている。高級コンデジというジャンルがそれだ。代表格はSONYのRX100シリーズだろう。広角から標準域までの使いやすく明るいズームレンズと1インチのセンサーサイズを持つカメラだ。他にもCanonのG7Xなども同じような性能を持っている。

購買欲のままに買ってしまうと必ず後悔するので、まずは自分のニーズを整理する。拘りたいのはやはり画質。ある程度のセンサーサイズとレンズ性能は欲しいところだ。撮影対象は風景、物、出来れば野鳥。野鳥はいきなり現れるので、普段から野鳥が撮影できるだけのシステムがあるとありがたい。

風景撮影の標準レンズは24mm、野鳥撮影の標準レンズは600mmだと思っているので、この条件でいくとこれらを満たすカメラは多くはなくSONYのRX10シリーズのみとなる。具体的にはRX10M3とM4がその対象になる。両者のセンサーは同じサイズの積層型だが、連写速度とAF性能が異なる。より性能が良いものを求めると当然新しいモデルを選ぶことになる。しかし価格が高い。約17万円。E-M1 MarkⅡの中古ボディが買えてしまうほどだ。

しかし、RX10シリーズは大きく重い。ミラーレス一眼に標準ズームを装着したくらいの重さはある。これだと持ち運びに神経を使うし、サッと取り出してなんてのは以ての外。野鳥を撮影するのは諦めて考えると、候補はやはりRX100シリーズか。それともG7XⅡか。ううむ。悩ましい。