レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

Klean Kanteen TKwide 32oz

Klean Kanteen(クリーンカンティーン)の2019年モデル TKwide 32oz(約950ml)を購入したので、使用感などをレビューする。ネットなどを見ても意外とレビューが少ないので、購入を検討している人の参考になれば良いと思う。

 

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カラーは目立ちにくいブラックを選択した。塗装は丈夫な粉体塗装だと思われる。サンドペーパーのようにザラザラしていているため手に持った時に滑りにくい。

そもそも何故クリーンカンティーンを選んだのかというと、自然を大切に思うブランドコンセプトと独自のデザイン、機能性が好みだったからだ。ただ単に保温・保冷性能だけを求めるなら、サーモスの山専ボトルやモンベルアルパインサーモボトルが候補になる。が、両者は共通してデザインがよろしくない。軽量で性能も良いのだが、道具を長く使っていく上で大切なのは道具を気に入っているかどうかだと思う。

ちなみにTKwide 32ozの重量は567gとややヘビー。お湯を規定量入れれば約1.5kgにもなる。アルパインサーモボトルの場合0.9Lで380gなので、規定量までお湯を入れると約1.3kgだ。軽さはアルパインサーモが圧勝だ。

 

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真空断熱構造であり、66mmの大きな開口部には特徴的な溝がある。本体側では無く、蓋側にスクリュー(溝)を切ることで保温性が増すとクリーンカンティーンは謳っている。あえて溝を無くすことで独特なデザインと洗いやすさを実現している。

ボトル本体はステンレス製で内部は18/8ステンレスが採用されている。非常に腐食、熱に強いステンレスで西洋食器以外にも機械などの恒久部品にも使われる。高級グレードのステンレスだ。

 

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フタ部分はステンレスとBPAフリーのプラスチック樹脂、シリコンで形成されている。もちろんフタにも真空構造が採用されている。よく見ると樹脂によって形成されたスクリュー(溝)がボコボコと凹んでいるが、これはボトル本体の点状のスクリューの為だろう。長年使っていく過程で万が一破損しても、フタ部分は1,000円ほどで買えるので問題ない。

 

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フタ部分に設けられたステンレス製のハンドルは収納可能。カラビナをつけてボトルを吊したり、ハンドルを持ってフタを開ける程度ではびくともしない十分な強度を持っている。

やや重たいのは否めないが、個人的に好きなデザイン。使い込むうちに塗装が剥げたりキャップが壊れたりするだろうが、長期間使っていきたいと思えるアイテムだ。

気になる保温性能は、また後日。