レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

MSR WINDBURNER STOVE

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MSR(エムエスアール)のウインドバーナーを手に入れた。有名なジェットボイルが販売している高速湯沸器のMSRバージョンといったところか。 ジェットボイルはモンベルが代理店をしているので国内での入手は容易だが、MSRのガス機器は日本のガス検査協会の基準をクリア出来ないので日本では正式販売されていない。ガス検を通ってないから危ないと言う物ではなく、普通のガス機器と同じように使える。日本の基準は極めて厳しく、あのSOTOでもよく発売を延期する事があるほどで、アウトドア用品がクリア出来ないことは往々にしてある。

 

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セット内容はこんな感じ。クッカー、バーナー、フタ、計量カップ、缶スタビライザー、クロスの合計6点だ。ガス缶は付属していないが、容量110g前後のガス缶がピッタリ収納できる。つまり水を沸かすのに必要な全てが1つにまとまるのだ。

 

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スタビライザーはこんな感じ。110g缶と250g缶に対応している。プラスチック樹脂で出来ているため非常に軽量。場所によっては必要な場面もあるだろう。

 

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バーナーはわりとズッシリした重みがある。ハンドルが綺麗に収納できるようになっているのが良い。説明書によると、この部分にサーマルトリップ機構が入っている。サーマルトリップとは加熱し過ぎた場合に自動で消化するシステムだ。おそらくはクッカーの変形やガス缶の破裂を防止する為の機構だろう。何気にハイテクだ。

 

 

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クッカー本体の内側とカップの両方に目盛りが付いている。必要な量だけの水を計って入れられるため、無駄にガスを使わなくて済む。

 

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蓋は蒸気口と注ぎ口がある。半透明なので沸騰具合がわかりやすい。注ぎ口は水を線状に出すことができるため、ドリップコーヒーを入れる時なんかに便利。

 

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カバーとクッカーは簡単に分離でき、掃除も楽そうだ。

 

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ガス缶を入れて全てを収納すると、気持ち良いくらい綺麗に収まる。この状態で約600gほどだ。正直、PRIMUSのクッカーとSOTOのウインドマスター 、110gガスを組み合わせた時の方が軽いが、燃費や機能を考えると納得できる重量増ではある。

次回以降は機能や使用感などのレビューを記載していく。