レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

REAL STEEL H6-S1

フォールディングナイフはあまり所有していないが、キャンプで主に使うフォールディングナイフはREAL STEELのH6-S1カーボンだ。

 

f:id:kazechannel:20190707185226j:image

 

平織りのカーボンが印象的なモデルで、ベータプラスロックという特許技術も搭載されている。簡単に言うとオープン状態でロックする機能で、ハードな使い方をした時にロックが外れブレードが動くことを防いでくれる。要するに、安全装置といったところだ。

ハードな使い方と言うのは、本来フォールディングナイフが想定していないであろうチョップやバトンのことだ。

私は乾燥した堅い楢薪をH6でバトンしたりすることもあるが、ガタつきは一切なく、フレームロックは頑丈だ。

 

f:id:kazechannel:20190707194609j:image

f:id:kazechannel:20190707194707j:image

 

鋼材はサンドヴィック社の14C28Nを採用している。鋼材は結局のところ最終の焼入れで良し悪しが決まるようだが、リアルスチールの焼入れは悪くないようで、ブレードのトラブルは今のところ無い。切れ味が落ちても軽くストロップするだけで済んでいるが、やや硬い鋼材なので研ぎやすくはない。

 

f:id:kazechannel:20190707194938j:image

 

ブレードの形状も個人的に好み。ブレードの先端からグリップにかけて、全体的に無駄のない印象を感じる。

約3インチのブレードは細かい作業をするのには丁度良い。手首の動きもスムーズで、ブレード全体が使えるような感覚を覚えるのは、3インチ以内のナイフだ。ブレード形状にもよるのかもしれないが、3.5インチになると途端に使いにくさを感じる。手に余る感覚だ。

 

f:id:kazechannel:20190707195744j:image

f:id:kazechannel:20190707200205j:image

 

オープン、クローズの動きもスムーズ。アンダー1万円ナイフの中では、デザインも含めなかなか良いと思う。細部まで綺麗に仕上がっているし、手にした時に剛性を感じられる。

関係ないけど、iPhoneの画質って凄く良くなったなあ。最近は専らiPhone xsで撮ってます。