レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

Graphite

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Graphite(グラファイト)というカラーのTRAVERSE、TRAVERSE ALPHA用のバンドに付け替えてTRAVERSE ALPHAを使用している。付属してくるバンドは丈夫な布製のもので、ベージュに近い色だった。これはこれでデザインとして凄くまとまっていてよかったが、何となく硬いし、水や汗を吸ってしまうので思い切ってシリコン製の純正バンドに変えてみた。

これが大正解。本体とバンドの色が同じなので違和感は皆無だし、肌触りが良く柔らかいシリコンバンドが装着していて心地よい。水も汗も吸わないしフィット感上々。質感が堪らない。

価格は4000円ほどと、やや高価に感じるかもしれないが、バックルに至るまでシンプルなデザインと質感の良いシリコンを味わうと、決して高価な価格設定ではないと思える。バックルに打刻されているメーカーロゴもさり気なくて良い。他のカラーも欲しくなるほど気に入った。というか、スントの時計自体他のモデルが欲しいほど気に入っている。

シリコンバンドに換装した時の全体の重量は約80gと時計としてはそう重くはない。個人的にはこれくらいの重量が限界。体感的には重さは殆ど感じない。シリコンバンドと本体設計のおかげだろうか。

24mmのバンドであればどんなものでも装着できるので、メーカー純正以外のものの購入を考えていたが、バックルが樹脂製だったり、材質が硬かったりすると嫌なので素直に純正品にした。純正はバックルが金属なので強度も高いだろう。

TRAVERSE ALPHAを使っていて気になる点が2つ。1つは反転液晶での電力消費についてだ。反転表示にすると液晶の表示範囲が増えるので、恐らくは電飾消費が僅かに増える。それがバッテリーライフにどの程度影響するのかが気になる点だ。今のところ1日で5パーセントほどバッテリーを使っているので、このままの消費量であれば1回の充電で2週間以上はライフが持続するだろう。

2つ目に気になる点は、通知音だ。まるでたまごっちを彷彿させるかのような可愛い通知音が鳴る。文字では伝えづらいのだが、世代的にはたまごっちそのもの。可愛いといえば可愛いが、ここはシンプルな音にして欲しい。通知音が何パターンかあって選べると良かったなとは思う。スントは積極的にアップデートを行うらしいので、今後のアプデで通知音が選択できるようになるのを密かに期待する。

とまあ、些細な気になる点はあるものの、価格の割には高機能でタフ、アウトドアシーンでは頼れるギアであることに違いはない。素晴らしい一本だと私は思う。