レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

着実な深化

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着実な深化と思っているのは私だけだろうか。OM-D E-M1 MarkⅡをVer.2.0にアップデートしてから何度かフィールドで使用して見たが、アップデートする前より明らかに便利になった。深化したという言葉があっているか微妙だが、道具として深まりを増すためのアップデートだったと思う。

スモールターゲットはそんなに頻繁に使うものではないが、野鳥を小さく構図に収めて撮影する時や、障害物の間を抜いてAFを決めたい時などは便利だ。MFを使いこなせるようになるべきだと自分でも思うが、カメラを始めた時から殆どの場面で快適なAFに頼りっぱなしになっている。

電池残量表示は明らかにアップデート前よりも表示が細かくなった。アップデート前は大体25%くらにいなるとインジケーターが赤くなりバッテリー残量の表示がされなくなっていたが、今ではiPhoneと同じように細かなパーセンテージ表示が可能となっている。これによりギリギリまでバッテリーを使えるので、交換時期を予測した撮影ができるようになる。地味なアップデートではあるが、意外に便利さを感じる部分だ。

親指AFのレスポンスは良くなったかな?といった程度で、これは明確に良くなったとは言い難い。ほんの少し、若干?レスポンスが良くなったような気がするが、微妙なんだこれが。

C-AFの性能向上はアップデート後に実感できた。以前はしゃくるような動きをする場面があったが、アップデート後は割とピタッとフォーカスが張り付く感じになった。それでも場面によってはしゃくることは無くはないが、安定性が増したといった感じだ。

ちなみに現在はVer.2.1がリリースされている。パナライカ200mm F2.8を使用した先にC-AFが正常に動作しない問題を解消したらしいが、パナライカ200mmを買う予定が全くない私はには関係のない話だ。