レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

初撮り

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初撮りに行ってきた。今年初の被写体はメジロ。確か去年の撮り納めもメジロだったような。なにかと姿を表してくれる可愛らしい鳥だ。

この日もOM-D E-M1 MarkⅡにM.ZUIKO ED 300 F4 IS PROを装着、テレコンを噛ませて換算840mmで撮影に臨んだ。冬場なのでそうそう太陽が出ず、ISOオートだと400〜2000をいったりきたり。シャッタースピードはとりあえず1/250とし、必要に応じて加減した。雪がちらほらと降っていたこともあり、視界は良好とは言えなかったが、メジロは現れるポイントで待てば姿を見せてくれた。

シャッターを切ると音もなく連写が始まる。活き活きとしたメジロの姿をキレッキレで写し出すM.ZUIKO ED 300 F4 IS PRO。相変わらずため息が出るほど良いレンズだ。テレコンを使用しても開放からキレッキレ。何も考えずとも、ピントさえ来ていればピシッと決まる。

この日に最も遭遇したのはエナガ。群れでどこからともなく現れ、来たと思えばすでに去っている撮影者泣かせな被写体だ。2秒と同じ場所に止まらないので、うまくフレームインしなければシャッターチャンスは来ない。すぐ近くに来てくれたが、840mmで即座にフレームインするのは至難の技だ。近ければ尚の事。

ここで役立つのはOLYMPUS純正のドットサイト。左目でのぞいて標準を合わせ、右目でファインダーを覗きAFをスタートすればほとんどの場合フレームインしている。この一瞬の間にもエナガは移動してしまうのでフレームインできないこともあるが、大体の場合はこのやり方で撮れる。

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それでも間に合わないことも多々あり、逃げられてしまうのだ。エナガだけはまだ構図が決まった写真が撮れていない。攻略することが今年の目標の1つになりそうだ。

野鳥撮影は本当に難しく、奥が深い。今年一年はひたすら野鳥を追い回す年になりそうだ。