レンズとボディと私。

野鳥撮影から、いつの間にかアウトドアに魅了されたのだ。

RX0

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RX0SONYから発表された。宣伝文句は「新たな映像世界へ。表現の無限の可能性とともに」だ。正直よくわからないカメラなので気になって調べてみたが、いまいち用途が見出せなかった。

簡単に紹介すると、約1530万画素の有効画素(総画素は約2000万)を持つ1.0型積層型CMOSセンサーと、24mm F4固定という中途半端な明るさ(暗さ?)のレンズを搭載。960fpsというスーパースロー動画(ハイフレームレート)を撮影出来るスチルカメラ、防水、耐荷重、耐衝撃、カメラコントロールで複数台のRX0と同時録画可能というもの。

ちなみに価格はソニーストアで買うと79,880+税。無駄に高くないか?SONYのHPでの説明によるとあらゆる場所での撮影に対応できるようなことが書いてあるけど、ユーザーに用途を託しすぎてないか?とも思った。

デジタルスチルカメラと名を打っておきながら、動画撮ってね!と言わんばかりのHPの内容に感じるのは私だけだろうか。中途半端。どうせならビデオカメラとして売れば良いんじゃないかと。

ちなみに空間光学手ぶれ補正の搭載は無し。なんなら手ぶれ補正そのものが搭載されてない。形状から察するに、三脚などに固定して撮ってくださいね!ってことだろう。

もし私がドローンで空撮でもするユーザーなら、このカメラは広角のツァイスレンズ搭載で風景を美しく撮れるだろうから魅力的に感じるんだろうけど、それ以外の用途でどう使えば良いのやら、可能性がありすぎてよくわからない。

要するに、道具というのは用途が明確でないと使う側からしたら使い辛い。RX100シリーズや10シリーズのように用途がはっきりとしてれば良いんだけど。これはどこにニーズがあるんだろうか。

おいおいSONY、大丈夫か?と言いたくなるカメラが登場した。売れるのだろうか。